内装工事職人の考え方

単価との兼ね合い。 安いがお得とは限らない。 バランスが大切なのです。 職人は仕事をすることで生活費を稼ぎます。 昔は単価が高く、かなり儲かる業界でした。 今はみんなギリギリでギリギリで作業しています。 そこから来る弊害を記載します。

どんな業界も皆様より安くと職人を探しますね。 ただ、職人も単価が合えば仕事しますが、差を付けている現状があります。

あまりにも 値引きがきついと、形だけ揃える仕事で、件数を稼ぐようになる。 一つの現場である程度の予算がもらえると、その現場で綺禮に仕上げる。 安ければ得とは感じません。 それでもなお値引き交渉を続けると、職人が離れる。 良く聞くのは、体調が悪くなったから請け負えなくなった。 たぶん他の現場で仕事していますよ♪ お互いの信頼関係で、長く良い付き合いが出来ることが良い関係かと思うのです。 私の場合は職人を使う立場ですから、職人の動きが判るのです。 職人に言われますからね、あの現場はもうやりたくないと。 私は数人の職人を抱えていますから、現場毎に予算や条件の合う職人を委託で送りますから 商売が成り立てば良いのです。 ただ、私も元々現場の職人。 クリーニングの職人です。 始めた当時の半分ぐらいの予算になりました。 自分自身が納得のいく仕上がりを求めるためには、ある程度の予算は必要です。